紫外線吸収剤
定義
紫外線吸収剤は、日焼け止めに配合される成分のうち、紫外線のエネルギーを分子が吸収して熱などに変換することで肌への到達を抑えるタイプの成分の総称です。「ケミカル」とも呼ばれます。
特徴
- しくみ: 紫外線を吸収し、別のエネルギーに変えて放出する。
- 代表的な成分: メトキシケイ皮酸エチルヘキシル、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン など。
- 使用感: 透明で白浮きしにくく、伸びがよい傾向。
- 注意: 肌タイプによっては刺激を感じる例も報告される。「吸収剤フリー(ノンケミカル)」表示はこのタイプを含まない製品を指す。
図解
吸収剤と散乱剤の比較
| 項目 | 紫外線吸収剤(ケミカル) | 紫外線散乱剤(ノンケミカル) |
|---|---|---|
| しくみ | 紫外線を吸収して熱などに変換 | 粒子が紫外線を反射・散乱(物理的) |
| 代表的な成分 | メトキシケイ皮酸エチルヘキシル など | 酸化亜鉛・酸化チタン |
| 使用感 | 透明で伸びがよい傾向 | 白浮き・きしみを感じる例がある |
| 留意点 | 肌タイプにより刺激を感じる例も報告 | 肌への負担が少なめとされる |
どう付き合うか
- 使用感(白浮きのなさ・軽さ)を重視する場合の選択肢になる。
- 敏感に傾きやすい時期は、紫外線散乱剤 主体の製品と使い分ける考え方がある。
- どちらのタイプでも、適量(顔全体で約0.8g目安)と2〜3時間ごとの塗り直しが基本。
- 肌に異常を感じた場合は使用を中止し、必要に応じて専門医に相談する。
関連用語
関連する肌悩み
出典・参考
- 日本化粧品工業会「気になる紫外線用語CHECK!(紫外線編)」
- 環境省「紫外線環境保健マニュアル2020」(2020年3月改訂版)
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