角質層
定義
角質層は、肌(表皮)のいちばん外側にある薄い層で、角質細胞が重なり合い、その間を
細胞間脂質(セラミド など)が満たしている構造です。
化粧品が作用してよいとされる範囲は、この角質層までとされています。
特徴
- 厚さ: 約0.02mm(食品用ラップ1枚ほど)と非常に薄い。
- 構造: 角質細胞のブロックと、すき間を埋める細胞間脂質の「レンガとモルタル」構造に例えられる。
- 役割: 水分の保持と、外部刺激からの保護(バリア機能)に関わる。
- 化粧品との関係: 「うるおいを与える」「肌を保護する」といった化粧品の働きは角質層の範囲で語られる。
図解
どう付き合うか
- 洗いすぎ・こすりすぎは角質層に負担をかけやすい。やさしい洗浄を基本に。
- 保湿で角質層の水分と脂質のバランスを保つ。
- 「肌の奥まで浸透」という表現の「奥」は、化粧品では角質層までを指す(表示上のルール)。
関連用語
関連する肌悩み
出典・参考
- 小幡誉子・髙山幸三「皮膚角層細胞間脂質の構造解析と製剤開発への応用」(オレオサイエンス 16巻6号, 2016)
- 八田一郎「皮膚のバイオサイエンス―皮膚角層の構造と機能―」(日本接着学会誌 52巻5号, 2016)
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